保険ってどれも大差ないのでは?

保険ってどれも大差ないのでは?

 

「保険料は同じだから知り合いから」は過去の話

以前は、「保険料はどこも同じだから、知り合いから入ろう」ということがよくありました。しかし、保険料が完全に自由になった今では、生命保険の保険料はみなさんが思っている以上に違う場合があります。

定期保険では、かなり大きな差がつくことも

保障額を3,000万円、保険期間を10年として30歳男性の場合を例にします。

ある大手生保の保険料は6,600円/月、新興中堅生保は4,600円/月と、2,000円/月の差が実際に出ます。さらに、同じ新興中堅生保の商品でも、もし、この人がたばこを吸わない場合は、3,700円/月とさらに差が出ます(リスク区分型)。一般的に、この差は若いほど大きく、年齢が進むほど小さくなります。

終身保険でも差は出ます

保障額500万円、40歳の女性が60歳までの終身保険の場合。

終身保険も最近は千差万別で、予定利率が市場の金利に連動する「積立利率変動型」、有価証券で運用しその成果を保険金に反映させる「変額保険」、生保の独自運用による追加利益を配当としてお客様に戻す「利差配当付」など、各社、運用方法を工夫しています。この運用方法により、契約者へ還元される利益の幅が変わり、その差は支払い総額で100万円以上も出るケースが普通にあります。

若い方こそ慎重に!

先ほどもお伝えしましたが、年齢が高い場合は保険料も高くなり、その分経費の占める割合が少なくなるので、保険料の差はさほど出ませんが、保険料の負担力の少ない若い人の場合、保険料の違いの影響をより大きく受ける結果となります。

特に会社に入りたての独身の方は、一般的には保障はあまり必要ありませんので、これらを踏まえて再度、ご自身が加入されている保険の内容を見直してみてはいかがでしょうか?


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