あなたがご高齢の場合
まず、保険は万が一のときにお金に困らないよう加入するものです。万が一のときにお金に困らないのであれば原則加入しないほうが良いことを念頭においてください。
最近では、「資産運用」や「個人年金」をうたった保険をしつこく勧誘されたり、子や孫を被保険者とする生命保険を高齢者に契約させ、高額な保険料を支払わせたり、本人の意に反して、契約内容を書き換えられたりと、高齢者の保険に関するトラブルを耳にすることもしばしば。
とにかく、高齢になればなるほど、医療保険の保険料は高くなります。加入してすぐに保険を使うのであれば加入したほうが得ですが、そうでなければ支払う保険料の総額のほうが多くなります。
これらを踏まえて、なるべく周りの人と一緒にご検討ください。
あなたがまだ若い場合
先にも書きましたが、保険は万が一のときにお金に困らないよう加入するものですから、逆に、老後にお金に困らないようにしておけば良いわけです。
もし、老後に不安を感じている場合は、貯蓄性の高い保険を検討することになりますが、この類の保険は、一般的に保険料が高額になるため、すべての方にお勧めできるものではありません。
例えば、とにかく高利回りの貯蓄のみを目的としている場合は、金融商品や投資商品の方が(死亡保障がついていない分)適していますし、保険料を節約したい方などには向きませんのでご注意ください。